【高校進学シリーズ③】私立高校(専修学校)初年度にかかったお金の話

高校進学

ねこみです。

長男ぽにおはASD(自閉症スペクトラム)です。今年の春、私立の専修学校に入学しました。

この記事では、実際に我が家が学校に納入した(する)お金と、戻ってきた(くる)お金、そのタイミングを公開します。

先に結論をお話します。

私立高校入学が決まったら、学費として、80万円は確保しておきましょう!

というのも、「就学支援金」などの補助金はすぐにはもらえず、実際に手元に戻ってくるのは入学してから3~4か月後。つまり、最初の数か月は「立て替え」状態になるからです。

もちろん学校により違いますし収入によっても違います。あくまで我が家の場合です。

包み隠さず公開しますので、どなたかの参考になったらうれしいです。

シリーズ②はこちら

我が家の実例:払うお金、戻るお金

こちらが、合格してから1年目のお金の動きです。

適 用 入金額(おおよそ) 出金額(おおよそ) 残高(おおよそ)
R7.2 入学金他
(制服代・教材費等)
39万円 ー39万円
R7.4.1 第1期授業料他
(通信教育費・旅行積立等)
13万円 ー52万円
R7.7.1 第2期授業料他
(通信教育費・旅行積立等)
13万円 ー65万円
R7.7.15 就学支援金等
(入学金・1期授業料)
28万円 ー37万円
R7.10.1 第3期授業料他
(通信教育費・旅行積立等)
13万円 ー50万円
R7.10.15 就学支援金等
(入学金・2期授業料)
11万円 ー39万円
R8.1.1 第4期授業料他
(通信教育費・旅行積立等)
13万円 ー52万円
R8.1.15 就学支援金等
(入学金・3期授業料)
11万円 ー41万円
合計 50万円 91万円

実際の入出金を一覧にしてみると、こんな感じ。

出ていくのと戻ってくるタイミングがずれているので、一時的には約65万円が必要になるのがわかります。

そのほかに、定期代やオプションの制服、靴やリュックを新調したり…。

(ちなみにリュックはコールマンの30Lのものを買いました。めっちゃ入るし、防水でいい!)

冒頭に書いた通り、なんだかんだで80万円くらいを学費用に確保しておくと安心でした。

ちなみに、この表には無い第4期の授業料の支援金は次年度の4月中旬に入金されます。

地域や年収による違いも

私が住む県には、県独自の入学納付金補助金授業料軽減補助金があり、国の高等学校等就学支援金と合わせて受け取ることができます。そのため、我が家ではいわゆる「無償化」の恩恵を受け、満額の支給をいただいています。

しかし、世帯年収が720万円以上になると、支給額が半分程度になる場合があります。

上記の表は、あくまで我が家(私立専修学校・年収720万円未満世帯)のケースとして、一つの参考にしていただければと思います。

[国の高等学校等就学支援金について]令和7年に新制度となり所得制限が事実上撤廃。これによって、今までは対象外だった年収910万円以上の世帯でも、年額11万8,800円(実際かかる授業料の1/4程度)が支給されるようになりました。令和8年度からは支援額が増額されるそうです。(参考:高等学校等就学支援金のリーフレット

ちなみに、東京都は年収関係なく、独自で補助の上乗せしているそうですね。

ねこみ
ねこみ

年収のラインを超えないようにお仕事セーブしている身からすると、これはうらやましい!

まとめ:立て替え資金を見越しておこう

私立高校の初年度学費は、実質的には30万円程度に収まる見通しです(我が家の場合)。

ただし、補助金が入るまでにはタイムラグがあり、入金前に次の引き落としがやってきます。

そのため、入学前~夏頃まではキャッシュフローに注意。

また、先にも書いた通り、地域年収学校によって費用や支給内容は変わります。

  • まずは行きたい学校をみつける
  • 説明会に参加する
  • わからないことは個別相談でも聞く
  • 支払いが重なる時期に備える
  • その先の進路も考えておく

全てのグレーゾーンなお子さんが、自分にぴったりの進路に出会えますように。と、願いをこめて書きました。

ねこみ
ねこみ

ちなみにぽにおは卒業後、専門学校へ進学希望なので、今も必死で積立中の母です!

 

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