ねこみです。
長男ぽにおはASD(自閉症スペクトラム)です。
3歳の時、発達検査で「実年齢の半分程度の発達」と言われましたが、その後IQがぐんぐん上がり、現在はいわゆるグレーゾーン。自立も進んで、学校には支援なしで一人で通い、無遅刻無欠席!精神的にも、とても落ち着いています。
今回は、そんなぽにおを育ててきた私が日々気を付けている、「セロトニン」を意識した子育てについて書いていきたいと思います。
「私がこの子を良くしてみせる」と誓った日から
初めての発達検査のあと、私は一度どん底に沈みました。
どうして我が子が…と思い、涙が止まらない日もありました。
一心不乱に自閉症のことを調べました。書籍やインターネットの中の体験談を読み漁りました。
どこかに、「治る方法」があるんじゃないか。
当時の私はそんなことを考えていました。
でも、その過程で、どうやら「治ることはない」けれど「特性を薄める」ことはできるらしいということに行きつきます。
そんな、私の目に飛び込んだ一つの記事。
それは、「自閉症児はセロトニンが減少している傾向がある」というものでした。
じゃあ、その「セロトニン」とやらを分泌させてやるわよ。

私が、ぽにおを良くしてみせる!!
もちろん、諸説ある中の一説だということは理解しつつも、藁をもつかむ思いで調べました。
何かに燃えていないと二度と這い上がれないような気がしたからです。
幸せホルモン、「セロトニン」
「セロトニンってなに?」と調べていくと、それが、精神を安定させる脳内物質であり、夜になると睡眠に関わるメラトニンに変わること、そしてその材料はたんぱく質に含まれるトリプトファンというアミノ酸だと知りました。
セロトニンの減少は、不安や過集中、社会性の困難、不眠や過眠を引き起こす原因のひとつとも言われています。
当時、私は「ぽにおに足りないのはこれだ!」と思いました。
さらに、豆腐や味噌、わかめなどの身近な食材には、セロトニン作りに欠かせない栄養素がたっぷり含まれていることにも気づいたのです。(味噌汁って、優秀!)
偏食でも「できるところから」
ぽにおはとても偏食で、ご飯をあまり食べませんでした。
主食はおにぎりにしたり、うどんにしたりと工夫しても限界があって。
けれど、セロトニンを意識するようになってからは、主食が進まなくても今までのようには気にしないようにしました。
まずは、たんぱく質を優先。
そして、「野菜も一口は食べよう」と声をかける。
あとは、本人の好きな炭水化物を添えて(お芋もOKとする)、「よく食べたね」と褒める。
完璧じゃなくていい。できたことを喜ぶようになりました。
疲れないように、続けていくことが大事ですよね。
「セロトニン5」って知ってる?
セロトニンのことを調べるうちに巡り合った「セロトニン5」。
これは、教育現場でも取り入れられている手法で
- 見つめる
- 微笑む
- 話しかける
- 触れる
- ほめる
この5つの行動がセロトニンを分泌させると言われています。
食べ物はセロトニンの”材料”。
でも、それを”分泌”させるのは日々のふれあい。
私にとっても、スキンシップをすることはオキシトシン(セロトニンとは別の幸せホルモン)が出て、自然と気持ちが穏やかになれる時間でもあります。
だから、どんな日でもできるだけ触れ合って、目線を合わせ、褒めることを意識しました。
(もちろん生活習慣や、日光を浴びることも大事です!)
「怒」は長引かせない
そしてもう一つ、気を付けていることがあります。
それは「喜怒哀楽」のうち、「怒」だけがセロトニンを分泌させないということ。
人間だから怒ることはあるけれど、できるだけ長引かせないようにしました。
ぽにおの怒りの気持ちは否定せず受け止め、タイミングをみて気持ちの切り替えを手伝う。
自分は、仕事で学んだ「アンガーマネジメント」を活かして、6秒我慢。深呼吸をしてから口に出す。
これも、完璧は難しいですが、「できるときにできるだけ」。
今も、次男はむたの子育ての中で意識しています。
今の長男へ
もちろん、ここまで来たのは私だけの力ではありません。
お世話になった療育の先生方やデイサーピスの支援、家族みんなの理解と関わり。
そして、何よりも本人の努力。
今のぽにおの姿は、そのすべての積み重ねの結果だと思っています。
あの頃、「良くしてみせる!」と必死だった私に、今ならこう言ってあげたい。
「大丈夫だよ。ちゃんと笑える日がくるよ」って。
苦しかった3歳児健診の記事はこちら。



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