ねこみです。
長男ぽにおはASD(自閉症スペクトラム)です。今年の春、私立の専修学校に入学しました。
この記事では、実際に我が家が学校に納入した(する)お金と、戻ってきた(くる)お金、そのタイミングを公開します。
先に結論をお話します。
私立高校入学が決まったら、学費として、80万円は確保しておきましょう!
というのも、「就学支援金」などの補助金はすぐにはもらえず、実際に手元に戻ってくるのは入学してから3~4か月後。つまり、最初の数か月は「立て替え」状態になるからです。
もちろん学校により違いますし収入によっても違います。あくまで我が家の場合です。
包み隠さず公開しますので、どなたかの参考になったらうれしいです。
シリーズ②はこちら。
我が家の実例:払うお金、戻るお金
こちらが、合格してから1年目のお金の動きです。
| 適 用 | 入金額(おおよそ) | 出金額(おおよそ) | 残高(おおよそ) |
| R7.2 入学金他 (制服代・教材費等) |
39万円 | ー39万円 | |
| R7.4.1 第1期授業料他 (通信教育費・旅行積立等) |
13万円 | ー52万円 | |
| R7.7.1 第2期授業料他 (通信教育費・旅行積立等) |
13万円 | ー65万円 | |
| R7.7.15 就学支援金等 (入学金・1期授業料) |
28万円 | ー37万円 | |
| R7.10.1 第3期授業料他 (通信教育費・旅行積立等) |
13万円 | ー50万円 | |
| R7.10.15 就学支援金等 (入学金・2期授業料) |
11万円 | ー39万円 | |
| R8.1.1 第4期授業料他 (通信教育費・旅行積立等) |
13万円 | ー52万円 | |
| R8.1.15 就学支援金等 (入学金・3期授業料) |
11万円 | ー41万円 | |
| 合計 | 50万円 | 91万円 |
実際の入出金を一覧にしてみると、こんな感じ。
出ていくのと戻ってくるタイミングがずれているので、一時的には約65万円が必要になるのがわかります。
そのほかに、定期代やオプションの制服、靴やリュックを新調したり…。
(ちなみにリュックはコールマンの30Lのものを買いました。めっちゃ入るし、防水でいい!)
冒頭に書いた通り、なんだかんだで80万円くらいを学費用に確保しておくと安心でした。
ちなみに、この表には無い第4期の授業料の支援金は次年度の4月中旬に入金されます。
地域や年収による違いも
私が住む県には、県独自の入学納付金補助金と授業料軽減補助金があり、国の高等学校等就学支援金と合わせて受け取ることができます。そのため、我が家ではいわゆる「無償化」の恩恵を受け、満額の支給をいただいています。
しかし、世帯年収が720万円以上になると、支給額が半分程度になる場合があります。
上記の表は、あくまで我が家(私立専修学校・年収720万円未満世帯)のケースとして、一つの参考にしていただければと思います。
ちなみに、東京都は年収関係なく、独自で補助の上乗せしているそうですね。

年収のラインを超えないようにお仕事セーブしている身からすると、これはうらやましい!
まとめ:立て替え資金を見越しておこう
私立高校の初年度学費は、実質的には30万円程度に収まる見通しです(我が家の場合)。
ただし、補助金が入るまでにはタイムラグがあり、入金前に次の引き落としがやってきます。
そのため、入学前~夏頃まではキャッシュフローに注意。
また、先にも書いた通り、地域・年収・学校によって費用や支給内容は変わります。
- まずは行きたい学校をみつける
- 説明会に参加する
- わからないことは個別相談でも聞く
- 支払いが重なる時期に備える
- その先の進路も考えておく
全てのグレーゾーンなお子さんが、自分にぴったりの進路に出会えますように。と、願いをこめて書きました。

ちなみにぽにおは卒業後、専門学校へ進学希望なので、今も必死で積立中の母です!



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